突然ですが、古典読みますか?

「古典大好き。和歌とかステキ。」

「いや。古典って
 文法とか覚えるのめんどくさいし・・」

・・という感じで
好きな人 全く興味のない人に分かれる古典ですが

今回、とっつきにくい古典について
「特に興味がない」という人でも
とっつきやすい古典マンガや本をご紹介です。

超訳百人一首 うた恋い。

 

百人一首の和歌の中から恋愛に関する歌を
一つ一つ独自の解釈でマンガにしたものです。

和歌の現代語訳があるのですが
「超訳」とあるとおり、我々現代人にもかなり
分かりやすいような
ライトな現代語訳がされています。

絵柄もとっても美しい。見てくださいこの表紙。

ちょっとドキッとする
ような表紙ですが
中のマンガは健全ですので
ご安心ください。
それにしてもイケメン
美女過ぎますね。

歌のエピソードが
マンガ作者の想像で
描かれていますが

このエピソードの
ひとつひとつが
心に沁みて良い!

「恋って何?
 おいしいの?」

というレベルで
恋愛とは無縁な
生活を送る私ですら
読むとキュンと
なってしまいます。

また
「よくこんなエピソード
 思いつくね。」
と作者の想像力に
感心します。

1つ1つのエピソードも短く
面白く、読みやすいため
古典への興味を持つ入り口
としては最適です。

はやげん はやよみ源氏物語

 

次は源氏物語です。

源氏物語入門としてのマンガは
他にも有名なものがありますが

まずはこちら
「はやげん」はいかがでしょうか。

表紙はこんな感じ。

「源氏物語も有名だし
 入試にも良く出るし
 学校の先生も
 あさきゆめみし読め
 って言うしな・・」

と感じている
高校生は多いと思います。

でもなんといっても

「源氏物語は長い。
 長過ぎて読む気がしない。」

というところで
この「はやげん」を読むのが
いいのでは
と思います。

かなりギャグ要素強め。
笑ってサクッと読める
源氏物語。

54巻もある源氏物語を1巻に
圧縮したマンガです。
ですから当然かなり省略されてます。

というわけで位置づけとしては

「登場人物を知っておく。」
「人物関係を押さえる。」
「ものすごーく大ざっぱにストーリーを知る。」
「あさきゆめみしに入る前の入門書的位置づけ。」

くらいのつもりで読むのがいいでしょう。

「源氏物語知ってるぜ。」と
最速で知ったかぶるのにも最適の1冊です。

あさきゆめみし

次は言わずとしれた
「あさきゆめみし」

大和和紀先生による
源氏物語のマンガですね。

ただこちらでは
マンガではなく

「あさきゆめみし
 青い鳥文庫版」

をご紹介します。

というのも
マンガあさきゆめみしを
読んだことのある人なら
分かると思いますが

「登場人物の顔の見分けがつかない」

ということが
起こり得るからです。

私自身、高校生のときに
母が持っていた
あさきゆめみしに
チャレンジし

「コレ誰だ?」
「この人とこの人
 顔同じだけど
 別人なの?」

と混乱して
挫折した記憶があります。
ただでさえ登場人物多いのに
「コレ誰やねん!」
というストレスに
耐えられませんでした。

ちなみに告白しますと
横山光輝の三国志も
同じ理由で挫折しました。ハイ。

話が逸れましたが
そこでこちらの記事では

「あさきゆめみし 青い鳥文庫版」

がオススメです。
人物相関図はもちろん
宮中建物内部の構造が描かれていたり
「更衣」「女御」などの言葉の
意味説明もあり

源氏物語の世界に入り込みやすく
なっています。

全5巻セットで
読めない長さではない。

ストーリーはもちろん面白いです。

初めの方から
私のようなアラフォーおっさんにとっては
「うおおおお!」と
拳を突き上げてしまうくらい
こっぱずかしい少女マンガチックな描写
が豊富にありまして

布団の中で読もうものなら
枕を抱きしめて
悶絶すること間違いなしです。

大学入試でも源氏物語は良く出ますよね。
「あさきゆめみし読んでたから
楽に解けた」なんて話もよく聞きます。

チャレンジしてみてください。

「紫式部日記」「枕草子」 青い鳥文庫版

 

源氏物語を書いた紫式部の日記
「紫式部日記」

三大随筆の1つ
「枕草子」の青い鳥文庫版

です。

表紙はこちら。

これらは
紫式部や清少納言の
リアルな生の声を
感じ取れる1冊です。

「紫式部がどんな思いで
源氏物語を書いたのか」

「当時の宮仕えについて」

知ることが出来ます。

まあ、でもそんなの
みなさん普通は
興味ないですよね。

よく知られる
ことですが
紫式部と清少納言は
宮仕えしていた時期が
かなり近く

紫式部は噂に聞いた
清少納言について
軽く悪口を書いたりと
人物評があったりします。

2人をただの暗記ワード
ではなく
1000年前の時代を生きた
一人のリアルな人間
として

 

 

悩みもある
嫉妬もする
悪口も書く
いじめられもする

我々と同じ生身の人間として

感じることが出来る1冊です。

2人を身近に感じられて
面白いですよ。
読んでみてください。

そんなわけで今回は
古典の入り口として
楽しめるライトなマンガ、読み物の
ご紹介でした。