こちらはある高校生の行っている漢字テストです。
中々難しい言葉が並んでいますね。
昔の物語の多くはサンイツ(散逸)してしまっている。
ハンザツ(煩雑)な手続きの繰り返しに閉口している。
結果にコウデイ(拘泥)する姿勢からは進歩は生まれない。
「散逸」 「煩雑」 「拘泥」それぞれの漢字の意味は分かるでしょうか。
大学受験の現代文はこういう難しい言葉のオンパレードです。
さらに漢字だけではなく、現代文に出てくる独特の用語
テーマに関する知識も必要です。
「対象化」
「共時的」
「通時的」
「メタ~」
「ポストモダン」
「パラダイムシフト」
「分節化」・・などなど
漢字以外にも知っておくべき知識はあります。
そういう知識はこういったテキストで覚えよう。
英語だと英単語覚えますね。
それと同じように、国語でも言葉を知っているだけで
文章内容の理解がかなり楽になります。
「何から始めたらいい?」という人はまず
漢字の練習を通して語彙を増やすことを始めましょう。
漢字の勉強が良いのは漢字を覚えながらその言葉の意味を推測する訓練にもなり
結果的に読解力の向上に役立つからです。
昔の物語の多くはサンイツ(散逸)してしまっている。
という短文から「散逸って、この文脈からすると失くしてしまう、どこかに失くなってしまうという意味かな?」
と推測できますね。
そうやって文脈から言葉の意味を推測する力を少しずつでもつけてもらいたいのです。
漢字なら今すぐ始められるので是非やってくださいね。
大学受験まで使えるオススメ漢字用の問題集は
「入試漢字マスター1800プラス」です。