セレッソ勉強法コラム

何年も講師をしてもらっている小泉先生が
浪人時代にどんな風に勉強していたか
書いてくれました。
どうぞ参考になさってください。

 

はじめに

僕は、受験期に横浜国立大学を目指していました。高3の時に失敗したあと、浪人して何とか入ることができました。今回はその浪人時代の勉強法を紹介します。

 

高3と浪人時代の偏差値(10月第3回全統模試)

科目

高3

浪人

英語

45

65

数学

39

55

物理

50

70

化学

受けていない

50

※高3の時、早々に志望校を首都大学東京に変更したため、化学は勉強せず。また、高校で化学は未履修(化学基礎のみ履修)。

 

1週間の勉強

1日9時~21時で、休憩込みで10時間やるようにしました。

国立理系なのでメインは2次試験でも扱う数学、理科(物理と化学)、英語の4科目、サブはセンターで扱う国語と社会(地理)の2科目でした。

科目が多かったので科目ごとに1週間でやる日やらない日を決めて、まんべんなく勉強できるように心がけていました。実際に以下の表のような時間割を作ってやっていました。

 

曜日別のやる科目リスト(8月末まで)

時間数

4時間

数1

数A

数2

数B

数3

数2

数3

2時間

英語長文

英文解釈

英作文

英文解釈

英文法

英語復習

英語復習

3時間

物理

(力学)

理論化学

物理

(電気)

有機化学

物理

(波・熱)

理論化学

有機化学

1時間

古典

センター

現代文

地理

予備

漢文

予備

予備

 

 

 

 

曜日別のやる科目リスト(9月以降)

時間数

4時間

数1

数A

数2

数B

数3

センター数学

数3

2時間

英語長文

英文解釈

英作文

英文解釈

英文法

センター英語

英語復習

3時間

物理

(力学)

無機化学

物理

(電気)

有機化学

物理

(波・熱)

理論化学

無機化学

1時間

センター古典

センター現代文

センター地理

 

センター漢文

 

 

 

2. 科目ごとの勉強法

(注意)某塾に通っていたため当時は塾の教材を使っていましたが、教材に関してはレベルや分量をもとに市販の教材に当てはめて紹介します。

 

  • 数学

・「学校の教科書」⇒基本的なことは全てここで。基本的な解法の辞書的役割。

 

・「基礎問題精講」⇒1周目に1発で解けたら問題番号に×を解けなかったら〇をつけていきました。2周3周するとき、×の問題をスルーして〇だけを解く。解けたら×解けなかったらそのまま〇に。この方式で9割方×で潰すことを目指してがむしゃらに解きました。8月末まで。

 

・「理系数学のプラチカ1A2B⇒進め方は全く同じです。受験日直前まで〇を×で潰す作業を続けました。9月から。

 

・「標準問題精講 数3⇒進め方は全く同じです。受験日直前まで〇を×で潰す作業を続けました。9月から。

 

・「大学入試センター試験実戦問題集 数学1A 2B⇒9月から週1回解きました。どのぐらい点数が取れるかの確認し実力を確認していました。

 

・「センター数学」⇒実戦問題集を解き終えた後に解き進めました。どのぐらい点数が取れるかの確認し実力を確認していました。

 

  • 英語

A.単語

・「ターゲット19001日100。音源と赤シートを活用して、日本語訳をその日限りでいいので答えられるようにやりました。最終的には本を開かず英単語のみの音源を流してすべて答えられるように取り組みました。これは受験日の直前までやりました。

・「鉄壁」⇒ターゲット1900が8割方覚えられたので、夏休みから使いました。ターゲット1900を音源で1日100個確認した上で、1日1セクション眺めました。

 

B.熟語

・「システム英熟語」1日1 Chapter。読むところは読んで、赤シートを使って軽くさらっていきました。Chapterごとに分量のばらつきがあったので1日の分量が同じくらいになるようにその都度調整はしました。

 

C.英文法

・(Input用)「一億人の英文法」1日2セクション以上読む。セクションごとに分量や内容の難しさが違うので、1日で無理なく覚えられる程度にその都度調整はしました。

・(Output用)「Next Stage1週間に1回2時間。「一億人の英文法」の確認という位置づけ解き進めました。

 

D.英文解釈

・「ポレポレ英文読解プロセス501週間に2回、1回につき例題1題。1度解いたら、単語や文法を確認し、何度も音読しました。頭から読んで訳がスラスラできることを目指しました。2周目以降は音読のみで1日1題毎日音読して訳がスラスラになるまで確認しました。

 

E.英語長文

・「英語長文ハイパートレーニング超基礎編,センター編,難関編」1週間に1回1。1度解いたら、単語や文法を確認し、何度も音読しました。頭から読んで訳がスラスラできることを目指しました。英文解釈と同じです。この教材は音源があるので音源のスピードで訳ができるように目指しました。2周目も音読のみです。

 

・「大学入試センター試験実戦問題集 英語」⇒9月から週1回解きました。どのぐらい点数が取れるかの確認し実力を確認していました。

 

  • 理科

A.物理

・(Input用)「宇宙一わかりやすい高校物理」⇒辞書的な役割。

・(Output用)「良問の風」⇒解けたら×解けなかったら〇をして、〇をすべて×で潰すまで何度も周回しました。

 

B.化学

・(Input用)「鎌田の理論化学の講義」,「鎌田の有機化学の講義」,「福間の無機化学の講義」⇒ひたすら読み進める。問題付なので、解けたら×解けなかったら〇をして、〇をすべて×で潰すまで何度も周回しました。

 

・(Output用)「化学重要問題集」⇒9月から使い始めました。解けたら×解けなかったら〇をして、〇をすべて×で潰すまで何度も周回しました。

 

  • 国語

A.現代文

「センター国語」⇒早く読むことに慣れるために、小説か論説のどちらかを25分間で解くことを週に1度やっていました。

 

B.古典

「読んで見て覚える古典単語3151日20。周回するごとに1日に覚える個数を増やしました。

 

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル」⇒週に1回1時間解き進める。またできる限り毎日読むようにした。

 

「ステップアップノート30古典文法トレーニング」⇒基礎ドリルで文法を覚えてきたなと思ったときに切り替えた。週に1回1時間解き進める。できる限り毎日読むようにした。

 

「センター国語」⇒9月以降に取り組みました。古典は週1回15~20分で解く。

 

C.漢文

・「漢文ヤマのヤマ」⇒週に1回1時間。

 

「センター国語」⇒古典同様9月以降に取り組みました。週1回15~20分。

 

  • 地理

「センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本」⇒週に1回1時間。地理が結構好きだったので、週に2~3度空いた時間にも読んでいました。

 

「分野別、難易度つきセンター地理B⇒点数が面白いほどとれる本の確認用問題集として使いました。

 

「地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本」⇒点数が面白いほどとれる本の内容がだいたい頭に入った上で、9月から使い始めました。気になったところ、苦手なところを見つけてはこれを読みました。

※注意※統計なので最新のものを購入してください!

 

「センター地理」⇒11月ごろから使いました。上記3冊ができていれば問題なく解けると思います。

 

 

 

工夫したこと

・1日10時間でしたが日曜だけは17時までに短くし、息抜きする時間を設けていました。

・毎日やること(単語や文法など)は、数学や理科を解く中で集中力が切れた時の気分転換としてやっていました。1時間かけて100個覚えるようなことはしなかったです。

・土日は基本的に予備日として、英語はよりまんべんなく復習することや数学と理科も復習に加えて、理解を深めながらじっくり進めることができるように意識しました。

・模試は年に3回受けましたが、模試を受け解答を手に入れた次の日は、予定をすべて模試の復習に捧げました。もともとの予定は土日にずらして調整しました。数学と理科は冬休みに今まで受けた模試すべての解きなおしもしました。

・数学と理科はわけがわからないことが多かったので質問しまくりました。