中学受験生のお母さんの中には
「ウチの子は国語の記述問題が書けないんです。いつも白紙で。」
というお母さんがよくいらっしゃいます。
「太郎くんが『〇〇〇〇』と決意したのはなぜですか?45字以上50字以内で答えなさい」
このような感じの記述問題が書けない、というケースです。
授業で実際に見ていると記述問題が書けない子は
「間違えること、間違えて恥をかくこと、間違えて怒られること」を恐れて書かない
ケースが多いように思います。
そこでこんな声かけが有効です。
「間違えても全く構わないから書いてみよう」
「字数も気にしなくていいよ。
45字以上50字以内ってかいてあるけど、字数は足りなくてもいいよ。
15字くらいしか書けなくてもいいよ。
足りなかったらあとで付け足せばいいから。
50字以上になってしまってもいいよ。
70字くらいになってもいいよ。
後でけずればいいから。」
子どもも
「なんとなく書けばいいことは分かるけど完璧な正解ではないから書いてはダメ」
と思い込んで手が動かないことが多いように思います。
「いきなり正解が書ける子はいないよ」と伝えてあげると子どもは書きはじめます。
どうぞそんな声かけをしてあげてください。