中学受験生用に作ったものなので
語りかける感じで書かれていますが
よろしければ使ってください。

ただ、こちらはあくまでテクニックです。
語彙や背景知識が不足している状態で
テクニックだけ使っても点数は伸びませんので
「本を読まない」「言葉を知らない」お子さんは
読書を並行して進めてください。

当塾では速読 多読講座を設けています。
【中学受験 4年 5年生のための「文庫本1冊1分」を実現する速読6か月講座】

 

↓↓↓ 国語読解のルールは以下より。

 

下に書いている約束事を守って文章を読んでみよう。

基本的には「線を引く」「印をつける」

 

線を引こう、線を引こうと先生はよく言いますが、それには理由があります。それは筆者の主張や重要部分を正確に読み取り、問題を解くとき時間を短縮するためです。試験時間には制限があり、文章は長いですね。でもだからといって飛ばし読みするわけにはいきません。

 

 

時間を短縮するときに大切になるのが重要な文とそうでない文を見分けるということです。

ですので、文を読むときに重要な文に線をひくのです。

 

何が重要な文かを分かった上で、自分が線をひいたところを参考に問題を解くと時間が短縮できますね。「どこだ、どこだ~」と隅から隅まで答を探す必要がなくなるからです。(もちろん線引いてないところが答になることもあります。でも線を引いている方が多くの場合、答やヒントを探し当てるのが速いです。)

 

問題を作る人たちも、どの文が重要でどの文が重要でないか、分かっていて問題を作っています。

問題を作る人は

 

「この長い文章のなかで筆者が言いたいこと(何が重要な文か、筆者の主張)は何か分かりますか?」

 

と問いかけています。そしてもちろん重要な文(筆者が言いたいこと)を問題にします。

ここまで書いたことは知っておいてください。

 

【小説・物語・随筆文の場合】

1 登場人物の気持ち・心情・考えが表れているところには必ず線を引く。

 

  • 直接書かれてあるところ   例  うれしい、悲しい、楽しい、葛藤。
  • セリフ           例  「やったー!」と太郎は大きな声を出した
  • 情景・景色         

例  

雨がしとしと降っている      ←悲しい気持ち
雲が出てきた           ←不安な気持ちなど
夕日を背にして一人で帰る     ←さみしい気持ち

  • 表情           例 ニコッと笑った     ←うれしい気持ち
  • 態度           例 地団駄(じだんだ)をふむ←くやしい気持ち

 

2 気持ちを問う問題では特に、「そういう気持ちになったきっかけとなる出来事」を探すこと。何かのきっかけがあるからこそ気持ちも変化します。

きっかけは いろいろあります。

A 「友人・父・母・先生・・など他人から言われた言葉」

 

例          

 友人のお母さん 「子どものことを心配しない親なんていないよ」

                 ↓

 主人公 親とケンカしていたが、自分が悪かったのではないかと思い直す、など

           

B 何かを見たこと。

 

例        桜の花が散るのを見た。

                 ↓

ピンクの服を着た好きな女の子を思い出して、せつない気持ちになった。

 

物語・小説・随筆では登場人物の気持ちがたくさん聞かれます。
問題を解くときは傍線部問題なら傍線部問題の周辺の自分が線を引いた登場人物の気持ちの部分を参考にすると、分かりやすくなります。

筆者注)なんでもいいので手元にある問題集から物語文の問題一つ一つをチェックしてみてください。物語文は「気持ちについて問われる問題ばかり」のはずです。物語では「気持ち」について問われます。文を読みながら「気持ち 登場人物の考えを表す部分に線を引いている」とそこが大きなヒントになります。

 

 

【論説文・説明文の場合】

論説文の場合、筆者の意見・主張が表れているところに線を引きます。

 

① 筆者の主張・意見が表れているところに線を引く。

 

  • 「~なければならない」「~だと思う、考える」「~すべきだ」「~必要だ」

   「~かもしれない」「~だろう」「~重要だ」

 

筆者が「~重要だ」と書いているのだから、その文章の中で重要なポイントが書かれているはずです。上記のフレーズが出てきたら線を引こう。

 

「~だろうか?」という疑問・問題提起には線を引く

    →そして、その「疑問に対する答えがないかな?」と思いながら文を読み

     答えらしきものがあったら線を引く

  

特に、文章全体の初めの部分に疑問・問題提起がある場合、その疑問が文章全体のテーマであることが多い。

 

③ 「つまり」「要するに」「要は」「このように」「すなわち」「思うに~」などの接続詞には○をつけ、後の文には線を引く

 

④「確かに~」「一般的には~」「常識的には~」「普通は~」という言葉があれば、その後ろのほうに「しかし~」「ところが~」「だが~」という文がないか気をつける。もし、あれば「しかし~」「ところが~」「だが~」の文に線を引く。「しかし~」「ところが~」「だが~」以下に筆者の主張がある。

例   確かに、「君の名は」は大人気だ。・・・一般的な意見・普通の人の意見

    しかし、僕は面白いとは思わなかった。

                ↑

          ココが筆者の主張・言いたい部分

⑤ 「まず~」や「第一に~」という言葉があるときはずっと読んでいくと「次に~」「第二に~」などがあります。「~も」「~もまた」にも注意。その言葉にも○印をつけ、線を引くこと。意味段落の分かれ目が分かります。

     要約問題や段落構成を問う問題などにも応用できます。

 

⑥ 「なぜなら~から」「~のために」という文、また「・・・。だから~」とあるときの・・・の

部分など理由について述べているところには線を引いてください。問題で問われることが多いです。

 

⑦ 具体例の前の文章(場合によっては後ろ)に線を引く
 「たとえば」という言葉の前に線を引く

例)

太郎くんはとても勉強ができる。
たとえば算数ではいつも100点をとるし、この間は国語でもクラス1位を取った。さらに理科と社会でも先日、「よく出来るね」と先生にホメられていた。

 

筆者注) 上の例文では「太郎くんはとても勉強ができる」というのが筆者が言いたいことです。「太郎くんはとても勉強ができる」ということを具体的に伝えるために「例えば~」以下の具体例が書かれています。具体例はあくまで補足説明なので大切な部分ではありません。筆者がいいたいのは「太郎くんはとても勉強ができる」ということです。

 

この紙に書かれた線を引くべきところには必ず線を引けるようになってください。

「このように」「つまり」など全てのキーワードを暗記すること