こちらはいつも平均点+20点くらいとる中3生のノートです。
①教科書をコピーして貼る。
②一文一文に番号をつけて、自分で考えて直訳を書く。
③単語の意味を書く 関連知識もメモする
・・・などしています。
こうやって
「ノートをパッと開いたら、必要な情報が全て載っている」
というのをやってみるといいですよ。
もちろん日々の勉強の中でやってください。
学校で習ったページについてその週のうちに
ノートを作ってみると良いです。
「こういうのはちょっとめんどくさい」
と感じる人がいるかもしれませんね。
「学校の先生が全訳プリントを作ってくれているから
わざわざ自分でノート作る必要ないじゃん。」
と思うかもしれませんが
それはちがいます。
学校の先生が作ったプリントを理解もなく
丸暗記すると何も考えずに、和訳を覚えるだけなので
多くの人はテストはなんとかなっても
本当に大切なことは身に付いていません。
そして、そういう生徒さんは
結構いて、初見の英文の
読解がとっっっても弱いです。
単語と単語だけ繋ぎ合わせて
かなりテキトーな和訳をしています。
その方法は中学生の定期テストでは
ごまかせても
入試では英文の意味が理解できません。
「定期テストの前だけやってなんとかなればいい」と
何も考えず、教科書和訳を丸暗記する勉強方法で
高校の定期テストを切り抜けても
大学入試で確実につみます。
ですから
ひとつひとつ丁寧な和訳を心がけて
ください。
ひとつひとつ
丁寧に和訳することで
何をして欲しいかというと
「学んできた英文法を長文の中に
見つけて欲しい」
のです。
もう一度この画像を拡大してよーくみてもらうと
左ページ本文のコピーの中に
SVC というメモ
経 have +P.P. というメモ
名詞的用法 というメモ
が見えませんかね?
文法用語へ言語化できています。
SVC(「基本文型」で学ぶ内容)
have +P.P.(「現在完了 経験用法」で学ぶ内容)
名詞的用法(「不定詞」で学ぶ内容)
なんですよね。
やって欲しいのはコレ
文法用語への言語化
です!
I have many books to read.
不定詞の形容詞的用法(~すべき ~するための)
私は 読むべきたくさんの本 を持っている。
赤色の部分が メモだとして
「これは 不定詞の形容詞的用法で
~すべき、~するための って
訳すヤツだな」
と気付いてほしいのです。
そんな風に気付く練習をしておくと
他の長文問題でも似たようなものが出てきたときに
気付くことができます。
また忘れかけていた文法事項の復習に
なります。
もう一度書きますが
忘れかけていた文法事項の復習に
なります。
文法知識を使えるようにするには
文法問題ばかり解くのではなく
実際に英文和訳の中で使う、気付く
のが一番です。
しっかりとした理由づけに基づいて
理解しているので
知識と知識がつながって
忘れにくくなります。
何も考えずにテスト前だけ頑張って
学校の先生のプリントの意訳だけ
覚えるのとは効果がまったく
ちがいます。
ぜひ上に書いたように
ノート作りを通して
確固とした知識を身に付けてください。