明戸先生が一人の高校生のために作成した英語勉強法マニュアルです。
高校生は参考にどうぞ
<英語の勉強法>
【単語】
単語の覚え方
- CDを必ず聞いて、発音。音読をするだけで格段に覚えやすくなる。
- 一週間に100語なら、一日30~40語×3日、あとは反復して赤シートを使いながら覚える。一日15語×7日はNG。
◎「単語は隙間時間に覚える」とよく言われるが、一日に覚える時間は安定して作るようにする。時間の節約よりノルマを優先。
- 汎用性が高く重要そうな単語、エッセイで使いそうな単語(suppose, describe, argue, opinion…)は書き練習をする。(Arctic, Antarcticなどの単語は書くことはまずないので、意味を覚えるだけでOK。)
- 学校の小テストや塾の授業の小テストでは満点を目指す。100語の速単の小テストでも高得点を目指す。
- 小テストで間違えた単語はリストアップし、次の小テストまでに覚える。
単語勉強のコツ
単語は覚えることに越したことはないが、自分の全く知らない単語が試験に出てくることもある。未知の単語に遭遇した時も「大体こんな意味だろうな」と予測できるようになるとかなり有利。
☆接頭語・接尾語
例:接頭語”manu” 「手の」 manual「手動の(形)」「取扱説明書(名)」
☆品詞
例:”- sion”→名詞 conclusion「結論(名)」
“- ly”→副詞 fluently「流暢に(副)」
※速読英単語の裏表紙を参照。
熟語の覚え方
英単語と並行して覚える。ネクステージを解いたり、長文で出てきた熟語をチェックしたりしてもいい。どうしても覚えられない熟語はリストアップし、次週までに確実に覚える。
自分の苦手な単語リストの作成
ルーズリーフや単語帳に書き写し、次週の小テストまでの間は毎日確認する。
コツコツリストを作成していけば、試験直前に確認できる自分のための単語本が完成する。
【文法】
英文法の勉強法
- 授業の前にリードAの解説をざっと読み、大事なところにアンダーライン。必ず参考書を参照しながら読む(塾に『フォレスト』という参考書が置いてあるので、借りてもOK)。参考書を見てもわからなかったところには塾や学校の先生に質問する。
- 授業で文法解説。
- 授業の内容をノートにまとめる
- まとめノートやリードAの解説ページを見ながら、ステップ1とステップ2を解く。できなかった問題には印をつけ、解説を読んだり先生に聞いたりして次はヒントなしで確実に解けるレベルまで理解を深める。
- 何も見ないでリードAのステップ1・ステップ2を解く。間違えた問題は4の手順で解きなおす。
- 習った文法のネクステージにチャレンジする。
英文法勉強のコツ
☆空欄を埋める問題を解くときは、時間の無いときや試験直前でない限り、一文ごとノートに写して解答するようにする。
例:I am interested ( ) China.
× in
〇 I am interested (in) China.
とにかく書くようにすると、いつの間にか体が正しい文法を覚え、英作文がスラスラとできるようになる!
【おまけ】模試の解きなおし方(英語)
「解きなおし」とは、ただ間違えた問題の解説を読み、もう一度解くことではない。受けっぱなしにせず、模試を教材として活用しよう。
長文問題編
- 自己採点の際は、答えを問題用紙に書き込まない(あとで解きなおしができなくなるため)
- 知らない単語は意味調べ、リストアップする
- 問題が解けた解けていないにかかわらず、現時点で正確に日本語訳できる自信の無い長文は解説を見たり、塾で解説を頼んだりして精読する。
- もう一度問題を解いてみる。
- 自分の書き込みの跡を見ながら音読。
- 正確に日本語訳できるようになればOK。
リスニング問題編
1.解説のスクリプトを見て、知らない単語の意味調べをする。また、日本語訳と照らし合わせながら意味を理解する。
2.スクリプトを音読。試験中、自分が特に聞き取れなかったところは繰り返し音読。
ここまで。参考になれば幸いです。