昨年2021年の夏
胸が詰まるような感覚になり
まともに動けなくなりました。
病院で検査しても特に異常なし。
結構痛かったのですが
どのくらいかというと
歩くと痛いから歩けない
そーっと歩くので歩くのがめちゃくちゃ遅い
ゆっくり歩いているおじいさんよりも遅いペースでないと歩けない
塾から弥生台駅まで(徒歩2分)歩くのに15分くらいかかる💦
そんな感じなので出勤は車で往復送ってもらったり
タクシーに乗って出勤するしかない
・・という感じでした。
2週間ほどで治まりましてホッとしたのですがストレスかなと思いました。
コロナ禍のマスク生活とかいろいろ重なったのかもしれません。
昔24歳の頃、自律神経失調症になったことがありまして1年くらい外に出られなかった時期があったのですがそのことも思い出すと
「自分って結構繊細なんだな」
と気づきました。
気づくのおそい(;’∀’)
一応塾長、経営者でありますので
人の上に立つ者なわけなのですが
「機嫌よくしていること」は「先生、親、人を指導する立場の人」には結構大事なのではないかなと個人的に思っております。
自分が機嫌いいと子どもと接するときもその良い点を見られたり、余裕をもってユーモアをもって接したり、元気づけたり励ましたりしやすい、何かトラブルが起きたときにも「オッケー!やってやるぜ!」と考えやすいわけですが
機嫌が悪いとマイナス面や欠点や不足に目が行きがちになります。
そして「他人が悪い」「〇〇が悪い」・・とか言って余裕がなくなり、自分の中で消化するべき不安や焦りを周りに押し付けるようになって良いことがありません。
機嫌よくいること、ストレスを抱えないことは特に私のような子どもと接する人間には大切だなと思います。
子どもたちに「いかに素直に話を聞いてもらえるか」ということを考えるのですが
子どもたちは自分を肯定してくれる人の言うことを素直に聞きます。正論でも自分を否定してくる人の話は聞いてくれません。
もし欠点や不足が見えてもそこには目をつぶっていいところに目を向けていい点を指摘して気持ちよく過ごしてもらいます。
良い気分になってもらってから、とか軽く笑わせてから必要なことを伝えます。
特に中学受験生など、その時のテンションでパフォーマンスが全く変わるので常に気分良い状態になってもらうことが大事です。
そんなわけで自分の健康のためにも、子どもと余裕を持って接するためにもストレス対策としていろいろやってみています。
私が最近意識的にするようになったことは以下、こんな感じです。
①スーツをやめる
ネクタイとか首が締まるのが肩が凝ったり体が緊張するので昔から苦手でして、もう思い切って私服で働くことにしました。ですので体験授業も面談もジーンズとかですが、すみません。これはもう「どう思われてもええわ。」と開き直りました。
②週2日ちゃんと休む
去年までは基本週1休み、でもテスト期間に入ると2か月くらい休みがない、みたいな生活だったのですが流石にそろそろ無理と気づいて週2休みにしました。「週2休みってパラダイスやな」と実感しております。
当たり前のこと過ぎてすみません。。
③長期休みもちゃんと取る
こちらも当たり前シリーズです。
④夜は早めに帰宅
塾なので遅くなりがちですが、即帰ります。そしてよく寝ます。
⑤ツイッターをやめる
個別指導セレッソ名義でやっていましたが、やめました。情報過多になるのと比較競争意識にさらされるので。また、たまにネット上で絡んでくる人がいるのはめんどくさいですね。
⑥テレビニュースを見ない
これは社会人としてやや問題があるのですが、事件や事故など暗いニュースを見たくないので見ません。教育情報系サイトなど必要な情報のみ取りに行くという感じです。
⑦Facebookも見ない
こちらもツイッターと同じような理由です。たまに塾の宣伝だけしますが、面倒くさいのでいいねもコメントも見ずにログアウトします。赤い通知マークは押しません。知り合いのも見てません。すみません。。
⑧LINEの通知が来ない設定にする
ピコンと鳴る度に返信しないといけないプレッシャーを感じるので通知が出ないようにしました。自分が見たい時だけLINEを見ています。
⑨お酒をやめる
体質的に翌日体がだるくなることが多いのでやめました。でもお酒の感じを味わいたいのでキレートレモンを飲んでいます。レモンハイみたいで楽しいです。
⑩午前中は運動する
科学的には日光浴びながらウォーキングやジョギングするのがいいそうです。自分は超面倒くさがりですので「着替えて外を走る!」 とかは出来ません。運動系のyoutube見て室内で10分~15分だけ思い切り有酸素運動しています。
朝に有酸素運動すると脳内で何か(セロトニンでしたかね? 忘れました)が出ていいと本で読みました。確かに朝運動するとスカッとしてテンションが上がるのでいいなと感じています。
⑪休日は走る
休日は時間があるので30分走ります。それでテンションを上げています。
⑫お笑い番組、ラジオを毎日視聴
わたし関西人でして吉本新喜劇やダウンタウンを見て育ちました。これも当たり前のことなのですが、笑うとスカッとするのでお笑いはyoutubeとかラジオとかよく視聴します。
妻には「しょうもないラジオばっかり聞いてるね」と呆れられています。しょうもなさ過ぎるのでどんな番組を視聴しているかは最重要機密です。
⑬会いたくない人とは会わない
イヤなヤツとは会いません。義理で人付き合いはしません。
⑭感情を感じきる
避けられることを避けていてもトラブルなど起こったり感情が沈んだりすることはあります。どこかで読んだのですが感情は感じきると薄まると知りました。不安でも怒りでも何でもいいのですが、感情が湧きおこったときにそのエネルギーというのでしょうか、モヤモヤならモヤモヤした感覚にずっと浸ります。すると確かにその感覚が溶けるように消えていきます。感情に蓋をして生きてきたことが多かったので、初めはトレーニングのように時間をとって毎日取り組んでいました。
「モヤモヤがあっても大丈夫!ポジティブシンキングだ!」とか言って感情に蓋をして感じないようにするとそれが体に溜まってストレスになる(もしくは人間関係など別の形で不調和として顕在化する)ので感じきるようにしています。個人的にはこれはかなり人生を変えてくれたと思っています。
注)ちょっとイラっとした、くらいの感情から始めるとよかったです。苦しい、辛い思い出にまつわる感情でやると悶絶します。そういうのは感情が抜けきるまで何度もしつこく出てくるのでしんどいです。
⑮自動思考に気づく→イマココの感覚に注意を向ける
「あの時のあの店員の態度なんじゃありゃーー!」とか過去のこと思い出して勝手に怒ったり、未来のこと心配したりすることがあります。コレほんとに時間の無駄なので、湧いてくる自動思考に出来るだけ気づくようにしています。
気付いたところで収まればよいのですが収まらないので、「イマココ」の座ってるお尻の感覚とかキーボードに触れている指の感覚とか、その場の風とか、足の裏が地面に接触している感覚などに注意を向けるようにしています。すると自動思考がおさまりやすくなります。コレも何かの本で知りました。この話は面白いのでもっと書きたいのですがマニアック過ぎるのでこの辺でやめておきます。
以上です。
私は強い人間ではないので、自分を守るためにいろいろ工夫しないといけません。でもいろいろやっているうちに妻からも「いつも楽しそうね」と言われるようになりました。
保護者の皆様もお子さまのことでイライラ、やきもきというのはきっとあると思います。特に受験生のお母さま お父さまはたいへんなプレッシャーを感じておられることと思います。
書いてみたことが少しでも参考になりましたら幸いです。
お母さん お父さんはどんなことをしてストレスを避けていらっしゃいますか。よろしければ教えてください。