高大接続改革、アクティブラーニング、主体的で深い学び・・・など
教育の世界では「聞いたことはあるけどいまいちよく分からない」という言葉が飛び交っていますね。

私自身も対応できるべく、目下勉強中です。

 

「何故、今教育改革が叫ばれているのか」といろいろ調べてみると
下村文部科学大臣のインタビューにたどり着いたのですが、

そこで述べられていることは
・現在の小学生の65%は今は存在していない職業につく。

・50年後には日本の人口は3割減る

・日本の世界に占めるGDP割合 2010年は5.8% →2050年には1.9%になる

・・・など激変する未来に対応できる人材を育てよう、という趣旨のようです。
とまあ、ここまではよく聞く話です。

そこで「未来の生活は具体的にどうなるんだろう?」と気になり、未来予測に関する書籍を
読んでみました。かなり衝撃的な内容でした。ワークシフト 孤独と貧困から自由になる働き方

まるでSF? 衝撃の未来予測

この本によると5つの要因と32の現象の影響を受けて世界が変化していくと書かれていました。

要因1 テクノロジーの進化
・テクノロジーの飛躍的発展
・世界50億人がネットで結ばれる
・地球上のどこでもクラウドが利用可能になる
・生産性が向上しつづける
・ソーシャルな参加が活発になる
・知識のデジタル化が進む
・メガ企業とミニ起業家が台頭
・バーチャル空間で働き、アバタ―を利用して働くようになる
・人口知能アシスタントが普及する
・テクノロジーが人間の労働者に代わる

要因2 グローバル化の進展
・24時間 週7日休まないグローバル社会の出現
・新興国の台頭
・中国 インドの経済の成長
・倹約型イノベーション
・新たな人材排出国が登場しつつある
・世界中で都市化が進行する
・バブルの形成と崩壊が繰り返される
・世界の様々な地域に貧困層が出現する

要因3 人口構成の変化と長寿化
・Y世代の影響力が拡大する
・寿命が長くなる
・ベビーブーム世代の一部が貧しい老後を迎える
・国境を越えた移住が活発になる

要因4 社会の変化
・家族の在り方が変わる
・自分を見つめ直す人が増える
・バランス重視の生き方を選ぶ男性が増える
・女性の力が強くなる
・幸福感が弱まる
・余暇時間が増える

要因5 エネルギー問題 環境問題の深刻化
・エネルギー価格が上昇する
・環境上の惨事が原因で住居を追われる人があらわれる
・持続可能性を重んじる文化が形成される

エネルギー価格の上昇→気軽に遠方への移動ができなくなる→バーチャル空間でアバタ―を使って仕事をする・・

など、SF映画ような世界で生きることになるようです。
このような5つの要因と32の現象により描かれている未来は

2章 いつも時間に追われ続ける未来~3分刻みの世界がやってくる
3章 孤独にさいなまれる未来~人とのつながりが失われる
4章 繁栄から締め出される未来~新しい貧困層が生まれる

といった暗い未来も予見されていますが、ただ暗い未来だけではなく

5章 コ・クリエーションの未来~みんなの力で大きな仕事をやり遂げる
6章 積極的に社会と関わる未来~共感とバランスのある人生を送る
7章 ミニ起業家が活躍する未来~創造的な人生を切り開く

という明るい未来も描かれ、このような世界で明るい未来を築くためのヒントとして
3つのシフトが必要だとしています。

第8章 第一のシフト ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ(知的資本)
第9章 第二のシフト 孤独な競争から協力して起こすイノベーションへ(人間関係資本)
第10章 第三のシフト 大量消費から情熱を傾けられる経験へ

このようなシフトができれば明るい未来が待っている、という内容でした。

「勉強しろ!」というのは簡単ですが、「なぜ勉強しないといけないの?」 と問われたら
なかなか答えにいこともありますよね。

「未来はこんなふうになる。学問的な知識を備えて社会で活躍できる
 人間になることが幸福な人生を歩むために必要なんだよ。」と伝えてあげられたらいいなと思います。

そのヒントになる1冊です。